脳出血の出欠量が多い場合は手術が必要

脳出血の出欠量が多い場合は手術が必要

脳出血とは脳内の血管が高血圧などの影響で破綻し、脳内に血液が流れ出している状態のことです。
脳から脊髄にかけての部位は脳脊髄液という水分が一定の圧力で循環しており、脳実質は水の中で浮いているような状態にあるのが正常です。
ところが脳出血がおきると、循環できない血液が頭蓋内部で増加するため脳圧が上昇し、脳細胞などは深刻なダメージを受けます。
そのままの状態で放置すると、後遺症や出血の深刻化などのリスクがあるため、止血する趣旨での保存的治療がまず採用されます。
20-30cc程度の少量の出血なら保存的アプローチでも回復を見込めますが、出血量が多くなると脳圧がさらに高くなり「脳ヘルニア」とよばれる状況に移行し非常に危険です。
そこで重度の脳出血では手術の適応となり、外科的に血腫をとりのぞくという治療が必要になります。
もっとも脳出血の手術は救命措置を優先するもので、たとえ成功しても深刻な後遺症のリスクは高くなるのが現実です。

脳出血にちょっと待って早期発見すれば大丈夫

年をとると脳も年齢を重ねてるので極力、気をつけたいものです。
でも、脳出血は不意に起きるので、なるだけ無理強いはしないことです。
脳出血とは、「脳卒中」の症状のひとつです。
脳に張り巡された血管が破れたりする病気で、激しい頭痛や半身の麻痺などが起こります。
主な原因は「高血圧」が挙げられます。
高い血圧で圧迫されている脳の血管が限界を超え、裂け目ができて破れて出血が起こります。
早期発見には必ず「高血圧」のリスクがあります。
治療をしていない高血圧の方、降圧剤を飲んでいても血圧が下がらない方、身体の麻痺にろれつ困難、まっすぐに歩けないなどの症状がありましたら、危険信号と思って下さい。
発症時の血圧は、異常に高いので脳内は出血してもおかしくない状態と言えるでしょう。
脳内に不安のある方は定期的に脳ドックを受けることをおすすめします。
喫煙・飲酒にも気をつけて、これから自分の脳にじっくりと付き合いをお願いします。
かけがえのない脳自身なのですから、労わることを忘れないで下さい。

脳出血に関する情報サイト
脳出血の危険について知っておこう

脳出血の自覚症状には頭痛や吐き気などがあります。一方で出欠量が少ない初期の段階では自覚症状が起きにくいのも事実です。痛みや不快感が無いため、自身の脳に重大な健康被害が生じていることを自覚できないケースは少なくありません。特に初めて出血が生じた人は脳の異常にまったく気づかないこともあります。状態が悪くなるまで目立った症状が起きないこともあるため、体調を良好に保つには日頃から自身の体の状態を正確に把握することが重要です。

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